ズバッ!と答えるだけが優しさではない
わざとズバッと説明しないことがあります。
すぐに答えを言うのは簡単です。
でも、その人の成長を考えると説明しない方が良かったりすることもあります。
例えば、
自分で確定申告ができるようになりたい
このような目標をもつ個人事業主さんがいます。
ご自身で確定申告ができるようになるまでいくらでも教えますので、
いっぱい質問してください!
でも質問の答えにたどり着くまでに時間をください。

どんな説明がこの人にとって最適なんだろう?
そんなことを考えながらなので私の説明には時間がかかります。
自分で確定申告ができるようになりたい
その目標達成のために考える力を身につけてほしいのです。
このような目標をお持ちの方からの質問には答えのみをズバッとお答えすることはありません。
※脱税の質問にはズバッとお答えしますよ。絶対ダメです。
まずは『自分で確定申告をするには何が必要か』一緒に考えましょう。
考える癖って大事ですよね。会計ソフトが無いならその導入を考えたり、電子申告するには何が必要か考えたり。
次に『自分で確定申告をするには何が足らないか』一緒に考えましょう。
ここは私の出番ですかね。注意点や適用要件などを書き出します。
将来自分で確定申告をするために役立つのは、少しの知識と思考力です。
と、私は思います。
- 答えのみ知りたい人
- 過程のみ知りたい人
- 答えも過程も知りたい人
いろいろな人がいます。
答えのみ質問して、過程を調べるのが楽しい人。
過程のみ質問して、答え合わせしたい人。
どっちも質問して、同じ質問は繰り返さない派の人。
『自分で確定申告』の楽しみ方は人それぞれです。
楽しみながら一緒に考えましょう!
という、将来AIが発達して『自分で確定申告』が当たり前の世の中になったとき、一緒に考えるこんな税理士もいるよ、という宣伝でしたとさ。笑
結論
ふわっと答えるので一緒に考えてほしいです。
学び
- ズバッ!と答えてほしい人にはズバッ!といく方が望ましい
- ふわっと答えてしまい相手を惑わせては元も子もない。笑